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ピンポイント地下水探査システム

AQUA Visualizer

ピンポイントで地下水脈を可視化し、水資源開発の促進や農業生産の効率化などに多くの課題を解決できる可能性が広がります。

経験・勘の世界から脱却し、コストを削減

電気調査は、調査結果から地層構造を推定し、地質構造などの諸情報から総合的に判断して、水脈を推定していました。これは経験・勘による部分がとても大きく、精度を確保できないため、結果的には試掘を行って直接確認せざるを得ませんでした。多くのコストがかかる割には水脈にあたらない…そんな悩みを解決します。

従来手法による地層構造の推定結果

AQUA Visualizerによる探査結果

特定の周波数による比抵抗値測定

電気探査・比抵抗法は普遍的な探査方法の一種ですが、私たちは特定の周波数の電流を地中に流すと、地下水が存在する場合に比抵抗値が局所的に変化する現象を利用し、地下水脈を特定する技術を開発しました。地層構造の推定よりも遥かに高精度な結果を得る事ができます。

特定の周波数による比抵抗値測定

適用スケール・対象分野

流域から井戸まで、多様な領域に対応

流域スケール:水循環把握

縦横両方向に測線を設定し(メッシュグリッド化)、3次元的にデータを取得することで地下水利用計画・施策推進に活用できます。

農業生産:生産性向上

農地周辺の地下水脈の分布を継続的に調査し、流動変化を把握・分析することで、収量増加への取り組みや、気候予測とあわせて収量予測実現の可能性が期待されます。

管理者責任:Stewardship

工場・農場周辺の地下水脈を特定し、適切な保全を推進することは、水利用のリスクを軽減するだけでなく、企業の信用度・価値向上につながります。

水管理施設:漏水調査

ダム・ため池などの漏水調査に活用することができます。小規模なものから大規模なものまで、日本では既に多くの漏水調査の実績を有しています。

水道: 無収水対策(漏水調査)

地下の水道管から漏れ出る水を検出し、無収水対策に活用することが可能です。特に、管路の埋設位置が不明な場合に効果を発揮します。

今後、続々と応用例の開発・構築が期待されます。

システム導入・探査実施の流れ

基本モデルのご紹介

システム導入

システム導入

基本パッケージをベースに、必要なユニット数のシステムを導入(購入)頂きます。

探査実施

探査実施

システムのインストラクションに従って、ユーザーの皆様による探査の実施をお願いいたします。

探査データ送信

探査データ送信

取得したデータをシステム提供元へ送信するのにあわせ、解析費用をお支払い頂きます。

解析・分析

解析・分析

データ解析を実施し、地下断面図等の解析資料を作成いたします。

解析結果送付

解析結果送付

解析・分析後、ユーザーの皆様へ結果資料をご送付いたします。